よしの法律事務所コラム

2016.08.10更新

福島第一原子力発電所の事故があった直後には、夏に電気が不足するというような話題がありましたが、最近は、ほとんど話題にもなっていないように思います。国の総合資源エネルギー調査会:基本政策分科会:電力需給検証小委員会において、「2016年度夏季の電力需給見通しについて」検討がなされたようですが、九州電力管内では、14.1%の予備率があるようで、安定的な電力供給に望ましいとされる7~8%の予備率は十分に確保できているようです。それほど余裕があるので、毎日のように猛暑が続いても、電力不足というような言葉がニュースにならないのでしょう。太陽光発電の普及により、「点灯帯供給力」という言葉も生まれているようです。新電力がメガソーラーを多く持っているからでしょうが、太陽光の出力が低下した時間帯の方が、需給状況が厳しくなるようです。
ところで、九州電力の予備率に相当する電力は221万キロワットで、川内原発の発電量の178万キロワットを上回ります。もう少し別の電力供給源を増やせば、川内原発を動かす必要はないのにと思うところです。

弁護士吉野隆二郎

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投稿者: よしの法律事務所