2016.02.19更新

福島第一原発の事故による被害者が東京電力や国の責任を追及する裁判は、全国では現在30件近く行われています。その全国各地の原発被害者がともに手を取り合って裁判を進めるとともに、運動を広げて行くために、2月13日に「原発被害者訴訟原告団全国連絡会」を設立しました。連絡会には21原告団の約9700人が参加したとのことです。共同代表の一人からは「避難の有無や避難場所など互いの立場の違いを乗り越え団結することで、私たちの訴えを広く社会に発信していきたい」という発言もあったようです。
私としては、今後も原発被害者の被害救済のために少しでも役に立つように弁護団活動を続けていきたいと思っております。

弁護士吉野隆二郎