2016.06.23更新

先日、ゴミ減量化の研究のために、大木町のおおき循環センター(くるるん)を視察しました。ゴミの減量化については、ゴミ袋の有料化などで、全国的にも一定の成果があがっているようですが、近年は、横ばいのようで、生ゴミを減量しないとさらなる減量は見込めない状況にあります。一般家庭の取り組みとしては、宗像市のゴミ問題を考える住民の連合会・宗像が家庭へのダンボールコンポストの普及に努めているようです。大木町は自治体として、生ゴミの堆肥化施設の運営を行って、ごみの減量化を進めています。生ゴミの堆肥化施設は全国にもいくつもあるようですが、堆肥化施設を作るだけでなく、どうやって生ゴミを回収してくるのか、そして、作った堆肥を利用する仕組みをどうやって作っていくのかが重要なのだという説明には、納得させられました。

弁護士吉野隆二郎